エンディングノート
介護が必要になった時、認知症になった時「もしも」の時に家族やサポートしてくれる人に自分の情報を伝えるノート
書く内容が特に決まっているわけではなく、任意で法的拘束力はありません。
●記入する内容
・病気になった時の延命措置を望むか
・介護が必要になった際に希望すること
・財産、貴重品に関する情報
・葬儀、相続に対する希望や考え
・プロフィール(自分史)、家系図 など
失敗しないノートの書き方
三つのポイント
①最初のページから書かない
自分には興味のない項目も多く含まれています。すべて書かなければいけないと思って書くことが思い浮かばなくても無理して書こうとするので、次第に義務感とプレッシャーから書くことをやめてしまいます。
②一度にすべて書く必要はない
エンディングノートは今自分が興味のあることだけを書くようにしてください。書きたくないものや興味のないところは、今の自分に必要のない部分なので、気にせず空白のままにしておきましょう。
③書いている途中でやめてもOK
自分が気になる項目を全て書ききった時が、エンディングノートの完成です。その後の日常生活で目にする新聞や雑誌、テレビ、家族との会話などから、まだ書いていない項目について情報が無意識のうちに入ってきます。それまで気にならなかった項目の情報が自分の中に蓄積されますので、必要に応じて書き足すことができます。何度か繰り返すうちにエンディングノートの完成度が高まります。
書く上で注意点
①法的な拘束力はありません
②書いたことを伝える
③定期的に見直す